まず、前の記事の補足です。
戦車中隊等の編成では、中隊司令部と同じ装備の戦車を配したCombat Platoonを最低一つは入れることという制限があることが多いようです。実際、Desperate Measuresの戦車戦闘団もそうです。(間に合わせの訓練部隊は、ばらばらでも可ですが)
つまり、最低でも3~5輛程度は同じ戦車を入れないといけないのですね。
このために、主力戦車云々と言っていたわけでした。
さて、そんなわけで、ヘッツァーとV号のどちらを主力とするかについて、二つのパターンの1500pts編成を考えてみよう……と思ったのですが、編成をつらつら考えていて気づきました。
『どうせなら両方入れればいいじゃないか』と。
前回のブログをあげた後、Twitterで、寿司提督にご助言いただいたのですが、V号はやはりゲーム上でも大きくて隠れにくいようです。ただし、やはり火力は信頼できるものであるとのこと。
また、突撃砲は、やはり隠れやすいと。
要するにV号もヘッツァーもそれぞれに利点があり、生かしようがあるわけで、迷うくらいなら両方入れてしまおうという結論に達しました。
そうして作った編成がこちら。
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ヘッツァーを5輛、V号を2輛入れて必須枠を埋め、さらにサポートとして虎を1輛投入。戦車火力としてはなかなかのものになったと思います。
数だけ見れば、ヘッツァーが主力なわけですが、火力など考えると、バランスをとった編成かなと。
支援部隊については、直援の対空戦車、偵察車輌、機械化歩兵、遠距離火力、ルーデル閣下とそろえてみました。
この中で珍しめなのは、Ostwindでしょうか。ドイツ語で東風を意味する対空戦車ですが、実際には40輛程度 [1]36輛、43輛など諸説あり。III号車体をベースとしたOstwindがあったという話もあるとかしか生産されなかったようです。
砲塔がなく、IV号戦車の車台に対空砲(3.7cm Flak43)を載せただけといった形のMöbelwagenから、車台と砲は同一ながらオープントップの回転砲塔を持つOstwindに、というのは兵器の進化として見ると順調に行きそうに見えるのですが、改修箇所が多く生産は容易ではなかったようです。
そもそも4連装2cm機関砲を載せるWirbelwind [2]つむじ風の意を挟んだせいで、工場のラインが取られていたというのもあるようですが……。
ゲーム的には、対空はもちろん非装甲目的の火力としても使えそうです。ちなみに、発射速度はWirbelwindが6、Ostwindが4で、むしろ、Wirbelwindが4連装なのに少なめに感じます。
偵察部隊は、8輪装甲車Sd Kfz 234のバリエーション。
Sd Kfz 234といえば、最初に生産されたプーマことSd Kfz 234/2が有名ですが、この編成には残念ながら入りません。この戦線あたりに投入された部隊には配備されてなかったのでしょうね。
指揮車輌の2cm機関砲装備のSd Kfz 234/1と、総統の『とにかくあるものに7.5cm PaK40を載せろ!』という命令で作られたSd Kfz 234/4が一組で編成出来ます。
重装甲車でも7.5cm PaK40は無理矢理感がありますが、ゲーム的にはそれなりの性能です。素早く動いて戦場を引っかき回すのが理想ですね。
機械化歩兵は対歩兵を考えて入れています。指揮部隊が乗るハーフトラックは、3連装1.5cm対空機関砲型にアップグレード。これも空を撃つよりは、歩兵を撃つのが目的ですね。
ただ、実際には装甲板が邪魔して、地上目標はあまり近くのものを撃つことは出来なかったようなんですが、ゲーム的にはそういう制限はないのかな?
遠距離火力支援については、まだ煮詰められるかなーとも思います。ほぼ同じポイントで牽引砲を何門か入れられるので、どちらがいいか考えてですね。自走榴弾砲のWespeなども入らないことはないです。
自走ロケット砲に関しては、クルーの増員で倍相当になるので、そのあたりを考えてになりますか。
ざっとこんな感じで編成を考えてみました。
これからは、これに従って部隊のモデルを集め始めようと思っています。
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