地下潜行車輌

帝国には、地上を走る車輌のみならず、地下を掘削し潜行する特殊車両が(いくつも!)存在する。
今回はそれらをまとめて紹介することとする。

Hades Breaching Drill


次に紹介するTermiteやMoleのように《歪み》の力を用いるジェネレーターの作用で地下空間を潜行するのではなく、Hadesは物理的に土や岩を掘削している。
前面に取り付けられた硬く巨大なカッターで岩盤を砕き、内蔵されるメルタカッターで速やかにそれらを粉々にすると、ベルトコンベアで後背部より排出する。
Hadesの主な使用法は、敵の要塞や警戒線の下にトンネルを掘ったり、敵のトンネルよりさらに下に、敵トンネル破砕用のトンネルを掘ることである。
Hadesはそうした目的のため、工兵によって綿密に時間をかけた計画に用いられる車輌であって、戦場に直接姿を表す類の車両ではない。
しかしながら、たとえ地上における速度がのろのろとしたものであっても、その破砕能力はすさまじく、建築物やバンカーなどへの有効な対抗策となる。
もちろん、たまたま敵兵を巻き込んでしまった場合にも大いに有効である。

Termite Assault Drill


Termiteは帝国及びスカットによって用いられてきた地下潜行兵員輸送車両である。上述したように、根本的には《歪み》の力を用いて地下を進むが、前面のドリル自体にも破砕能力があるのは間違いない。
10人程度 [1]現行ルールでは、12人。フォージワールドサイトで配布のPDFよりの兵員を輸送可能で、地下を通って、敵の無防備な後背や、要塞内部に奇襲攻撃をかけるために用いられる。
その歴史は古く、地球統一戦争時代の開発となる。火星からの技術供与を受けて、欧州地域のテクノバーバリアンへの攻撃に用いられたという。
また、大逆時代にはインペリアルフィスト兵団が50以上ものTermiteを用いて大逆一派の警戒網の背後に現れ、最大級の混乱をもたらしたことがよく知られている。
なお、Termite本体はヘビーフレーマー等の武装を有するが、地下へ投入される前に地上を輸送するための大型車輛は、通常非武装である。

Imperial Mole


Termiteより巨大な地下潜行車輌がImperial Moleである。
これがフォージワールドからモデル化されることが、ウォーハンマーコミュニティにて発表されている。→Warhammer Community
現時点ではどのような設定の取捨選択があるか不明であるが、大型の地下潜行兵員輸送車両という点は間違いないものと思われる。

なお、Hellboreという、さらに巨大な地下潜行車輌が存在する [2]Armies of the Imperium(1991) が、Epicで登場したのみであり、今後どのように扱われるかは不明である。

諸元

現状ではどの車両も詳細なデータは不明である。

モデル

Hades Breaching Drillは、現在フォージワールドより販売されている。→Hades Breaching Drill

アーマーキャストから出ていたレジンモデル旧Termiteは絶版。
旧Termite
現在はフォージワールドから新しいレジンモデルが発売されている。→Terrax Pattern Termite Assault Drill

上述したようにImperial Moleについては、いずれフォージワールドよりモデル化されるものと考えられる。

References

References
1 現行ルールでは、12人。フォージワールドサイトで配布のPDFより
2 Armies of the Imperium(1991)