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Kingdom Deathとは

 精細かつ独特のグロテスクさを持つミニチュアをリリースするアメリカのミニチュアメーカー、キングダム・デス。(サイズは主に54mmと35mm)

 モンスターの類はもちろん、アニメ調の『ピンナップ』ミニチュアも得意なメーカーです。
 以前(私がミニチュアゲームを休止する前)はレジンが主力だったように記憶していますが、現在はプラ製ミニチュアが主力になってきているようにも思われます。
 プラの抜けの精緻さでは、キングダム・デスかゲームズワークショップかという話もあるほど。
→公式ページへ

Kingdom Death: Monster

 そんなキングダム・デスが出したミニチュアボードゲームがKingdom Death: Monsterです。(35mmサイズ)
 プレイヤーは25年の生存をかけて、異形の存在と戦い、協力し、居住地を守り、生存者を増やします。
 ナイトメア・ホラーゲームと銘打たれているとおり、ダークファンタジーな世界で、プレイヤーたちは悪夢のような異形と、世界そのものの悪意と対峙するのです。
 それがいったいどんなものであるかは、美しくもおぞましい造形のミニチュアからうかがい知れるというものです。
Phoenix

Ver.1 / 2012年

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 さて、Kingdom Death: Monsterの最初のバージョンは、2012年にキックスターターで投資を募っています。
 これは成功し、一般発売もされていました。
 ただし、一般発売分は400ドルと高価な上、あまり生産性もよろしくなかったようで、入手は難しかったという話も聞きます。キックスターター投資者分以外は、それほどの数は出回らなかったのかもしれません。
 実際、今回のキックスターターでも、当のメーカー側がこう書いています。

It’s too expensive to produce and too vivid for distribution.

Ver1.5

 そんなわけで、キングダム・デスはキックスターターで再び投資を募り、このゲームのバージョンアップと新たな拡張キットを生産することとしたようです。
 それが現在開催中のKingdom Death : Monster 1.5です。

Kingdom Death : Monster 1.5

 さて、それでは、肝心の内容ですが……とここまで書いたところで、そこそこ長くなってしまったので、記事を分けます。

 続きはまた後日!